環境保護への取り組み

ヘマラートの工業団地では、タイ工業団地公団(IEAT)と入居企業のご関係者と協力しながら各工場の環境指標を調査し、適切な環境保護を行っています。

産業廃棄物管理

埋め立てすることが可能な産業廃棄物に関しては、同分野で世界水準の技術を持つ廃棄物処理の専門企業がヘマラート・チョンブリ工業団地に入居し、入居企業と東部臨海地域の工場にサービスを提供しています。

排水処理管理

ESIE(イースタン・シーボード工業団地)・ヘマラートESIEの排水処理施設は、曝気式とウェットランド(湿地浄化)システムという2つの排水処理システムを採用し、各工場の排水を処理しています。本方式で環境負荷を低減し、省エネにも貢献、処理された排水は散水用水として工場内での使用が可能です。(曝気式)モーターを利用して空気中の酸素を排水内に取り込み浄化を行う。(ウェットランド式)植物とバクテリアを利用した処理。タイのプミポン国王が発案され、その運営ノウハウを上団地に導入。

環境監視システム

2009年にESIEに開設された環境監視・管理センターは、タイの工業団地で初めて導入されたリアルタイムの環境監視施設です。同センターは、リアルタイムで水質、排気や騒音の測定を行い、それに基づいた報告書の作成を行うことで効率的な追跡システムの構築や環境における様々な問題に対する相談受付窓口としての役割をもつ施設です。

エコ・工業団地

ESIEは水資源管理の実績が評価され、2003年に5つのエコパイロット工業団地の1つに選ばれました。また、2010年には同団地内の環境管理が評価され、タイ工業団地公団(IEAT)から、同分野の民間パイオニア工業団地に認定されました。

最優秀環境マネジメント賞を受賞

環境保護への継続的な取り組みにより、ヘマラートの工業団地は科学技術環境省から最優秀環境マネジメント(EIA)賞を受賞、ISO14001とISO9001:2000の認証を取得しました。また、タイのIOD(Institute of Directors)の2009年度タイ上場企業コーポレート・ガバナンス・レポート(CGR)でヘマラートが「エクセレント」の評価を受けました。